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設定リファレンス

各コンポーネントの Inspector 項目です。「【自動】」と表示されている項目は生成時に自動で設定されるため、通常は触る必要がありません。


StaffRegistry(スタッフ名簿)

「今誰がスタッフか」をインスタンス全体で同期管理する中核です。1シーンに1つだけ配置します。各ギミックはここに登録して、スタッフ状態の変化を受け取ります。

StaffRegistry のインスペクタ

項目 型 既定 内容
初期スタッフ名一覧 string[] 空 ジョイン時に自動でスタッフ ON にする表示名の一覧(完全一致)
名簿は起動時に自動ON bool ON 常設スタッフのジョイン時に自動でスタッフにする
再入場でスタッフ自動復帰 bool ON 手動で ON にした人が再入場したとき自動で復帰させる(VRChat Persistence を使用)
ログ出力する bool OFF スタッフの追加・削除を Console に出す

アップロード前に確認

「ログ出力する」が ON のままだと、公開後もスタッフの表示名が Console に出続けます。アップロード前チェックが警告を出しますが、アップロードは止まりません。OFF にしてからアップロードしてください。

ローカルでの動作確認は、スタッフ切替スイッチで自分をスタッフにして行ってください。


メニューの開閉・表示位置・スタッフ判定の門番を担当します。個々の機能はパネルとして分離されています。

下の「開閉操作」「表示」は、セットアップ窓の カスタマイズ > メニューの出かた ページからも変えられます。

StaffMenuShell のインスペクタ

開閉操作

項目 型 既定 内容
開く保持秒 float 0.5 開閉に必要な長押し秒数(目安 0.3〜0.7)
Desktop開閉キー enum Tab Desktop で開閉に使うキー(Tab / F1〜F4 / B / G / N)。VR では未使用
スティック下しきい値 float -0.7 VR で開閉判定する右スティック下倒し量(-1〜0)

Desktop ではメニュー展開中、数字キー 1〜9(テンキー対応)を押すことで左レールのタブを上から順に直接切り替えられます(ノートの自分用メモ入力欄など入力フォーカスがある間は自動でバイパスされます)。また、VR ではメニューの項目決定時や発話開始・終了時、テレポート時にコントローラーへの微小振動(触覚フィードバック)で操作を伝えます。

表示

項目 型 既定 内容
表示距離 float 0.55 開いた瞬間に頭前方へ出す距離(m。目安 0.5〜0.7)
表示の下オフセット float 0.12 画面中央から下へずらす量(m)
表示スケール float 0.6 メニュー全体の大きさ倍率(1 で標準)。0.75 を超えると Desktop で下端が画面外に出やすい
離れたら自動で閉じる bool ON 開いた場所から離れると自動で閉じる
自動で閉じる距離 float 3 自動クローズの距離(m)。0 以下で無効
初期パネル int 0 最初に開いたときに表示するパネル番号(0 = 1番目)。2回目以降は前回開いていたパネルが表示される
ログ出力する bool OFF 開閉・パネル切替のログを Console に出す

メニューは開いた時点の位置と角度に固定されます。視点や身体を動かしても面は追従せず、設定の「視界表示の向き」は通知ログとノートにだけ適用されます。


StaffIncomRadio(インカム)

チャンネルの参加・離脱と発話を担当します。同じチャンネルのメンバーの発話だけが、距離に関係なく聞こえます。

下の設定は、セットアップ窓の カスタマイズ > インカム ページからも変えられます。

配置場所の制約

メニュー配下ではなく、常に Active な GameObject の下に置く必要があります。メニューを閉じた状態でも発話できるようにするためです。誤って配置した場合は、このコンポーネントの Inspector に注意書きが表示されます。

StaffIncomRadio のインスペクタ

動作モード

項目 型 既定 内容
スタッフ限定モード bool ON 送信中の声を同チャンネルのメンバー以外に聞かせない。ワールドに焼き込まれ全員一律。OFF にすると、インカムが届かない相手にも通常の声(距離減衰あり)として聞こえる
送信解除の待ち秒 float 0.3 発話終了から送信を切るまでの待ち時間(語尾切れ防止。目安 0.2〜0.4)
最大送信秒 float 120 押しっぱなし防止の強制切断秒(目安 60〜120)

VR ジェスチャー発話

項目 型 既定 内容
VRジェスチャー発話を使う bool ON 右手を体の指定位置に近づけてトリガーを引くと発話する
発話ジェスチャー位置 enum 耳 手を近づける位置(耳/肩/胸元)。メガホンも同じ位置を使う
判定半径 float 0.20 手がその位置に来たと判定する半径(m。目安 0.15〜0.25)。目線の高さ 1.6m のアバターを基準にした値で、小さいアバターでは判定の位置と半径が自動で縮む

VRジェスチャーの操作方式は、各自が設定タブでPTT(押している間送信)/トグル/OFFから選べます(初期値はPTT、PlayerDataに保存)。送信開始時と終了時には右手コントローラーへ触覚フィードバックが返ります。また、メニューを閉じていても視界HUDに受信中の発話者名(最大2名+「他」)が表示されます(設定タブでON/OFF可能)。

音

項目 型 内容
無線音源 AudioSource ビープを鳴らす AudioSource(2D・Play On Awake OFF 推奨)
送信開始音 / 送信終了音 AudioClip 送信の開始・終了のビープ(任意)

受信ビープ(StaffIncomReceiveBeep)

自分の受信チャンネルで誰かが話し始めた/全員が話し終えたときに、聞き手に小さな音を鳴らす補助コンポーネントです。

項目 既定 内容
受信開始音 / 受信終了音 — 鳴らす AudioClip
監視間隔秒 0.25 発話状態を確認する間隔

チャンネルに参加していないときは、全体チャンネルの発話だけを拾います。


StaffMegaphone(メガホン)

拡声している間だけ、スタッフ以外を含む全員へ声を届けます。インカム送信とは同時に使えず、片方の使用中はもう片方を起動できません。拡声開始時と終了時には左手コントローラーへ触覚フィードバックが返ります。

項目 型 既定 内容
起動長押し秒 float 0.5 ボタン・VRトリガーを保持してから拡声が始まるまでの秒数(誤タップ防止)
最大使用秒 float 180 連続使用できる秒数。超えると自動で停止する
VRジェスチャーを使う bool ON 左手をインカムと同じ位置へ近づけてトリガーを引くと拡声する。OFF にするとボタンと Desktop キーだけになる

インカムとの相互排他、スタッフでなくなったときの即時停止、使用中のステータス表示は常に有効で、設定項目はありません。

ボタンの方式(長押し/トグル)、Desktopキー、VRの方式(長押し/トグル/OFF)は各自が設定タブで選びます。初期値は StaffTalkSettings が持ちます。ジェスチャーの位置(耳/肩/胸元)と判定半径はインカム側の設定を共通で使い、手はインカム=右・メガホン=左で固定です。


StaffBroadcast(一斉メッセージ)

定型文をスタッフへ一斉送信します。受信側は通知ログ・通知音・受信ログで受け取ります。サーバー時刻を見て、レイトジョイン時に古いメッセージが再表示されるのを防いでいます。他の在室スタッフが0人の場合でも、「全員宛」なら送信確認・リハーサルが可能です。

配置場所の制約

StaffIncomRadio と同じく、常に Active な GameObject の下に置く必要があります。

内容

項目 型 既定 内容
プリセット string[] 15件 送信できる定型文。TMP のリッチテキストが使える。専用の編集ウィンドウあり(ドラッグ並び替え対応)
プリセットカテゴリ string[] 接客/CH誘導/移動/指示 各定型文のタブ分けカテゴリ名(定型文と同じ順序)。空欄は「その他」

受信

項目 型 既定 内容
表示秒 float 6 受信を「新着」とみなす有効時間(秒)。これより古いメッセージは入室時に出さない
履歴件数 int 16 メッセージタブの受信ログに残す件数

視界への表示そのものは StaffNoticeLog が担当します。表示位置や消えるまでの秒数はそちらの設定です。

自分宛の強調・音

項目 型 既定 内容
自分宛を強調する bool ON 個別指定された自分宛メッセージを強調表示(全員宛には付かない)
自分宛プレフィックス string <b>【あなた宛】</b> 自分宛メッセージの先頭に付ける目印
通知音 AudioSource — 受信時に鳴らす音(任意)
送信音 AudioSource — 送信した瞬間に自分にだけ鳴る確認音(任意)

StaffNoticeLog(通知ログ)

メッセージの受信・タイマーの到達・入退室・スタッフ権限の変化・スイッチの発火を、視界の隅の1本のログに流します。スタッフにだけ見えます。

配置場所の制約

メニュー配下ではなく、常に Active な GameObject の下に置く必要があります。メニューを閉じていても通知が出るようにするためです。

項目 型 既定 内容
表示位置 int 0 出す位置の初期値(0 = 左下 / 2 = 表示しない / 3 = 左上。1 = 右下は廃止し、指定されていても左下へ丸める)。各自が設定タブで上書きでき、その選択は PlayerData に保存されます
入退室を表示する bool ON 入退室をログに流す。人の出入りが多いイベントでは OFF にできる
表示秒 float 20 1件が消えるまでの秒数
自分宛表示秒 float 40 個別に自分宛だったメッセージが消えるまでの秒数(読み逃し防止のため長め)
メッセージ色 / タイマー色 / システム色 / 入退室色 Color テーマ色 行の左端に出す種別の帯の色(タイマーだけはテーマに警告色が無いため固定の黄系)

同時に表示できるのは5件までで、溢れたぶんは古い行から消えます。行の本文は省略されず、欄の幅で折り返します。

色以外の項目は、セットアップ窓の カスタマイズ > 既定値 ページからも変えられます(共有タイマーの確認秒・入退室ログの保持行数も同じページです)。


StaffOpsTimer(タイマー)

共有タイマー・ローカルタイマー・ストップウォッチをまとめて持ちます。共有タイマーだけが同期し、残りは自分専用です。プリセット加算ボタン(+30秒/+1分/+5分/+10分)による手早い設定が可能です。

連動発火

項目 型 既定 内容
終了時トリガー StaffTrigger — 共有タイマー終了時に自動発火する StaffTrigger(未設定なら発火なし)
終了時トリガー番号 int 0 終了時トリガーで発火するトリガー番号(0始まり)

動作・通知

項目 型 既定 内容
確認の有効秒 float 5 共有タイマーの開始/取消で、1回目から2回目までに確定できる秒数
ログ出力する bool OFF 共有タイマーの操作を Console に出す
到達通知音 AudioSource 生成時に配線 共有・ローカルタイマーの到達時に鳴らす短い音。個人設定の通知音量に従う

共有タイマーの操作ができるのはスタッフだけです。時間切れは通知ログに「共有タイマー ◯分が経過しました」と流れます。ローカルタイマーは「ローカルタイマー」と出るので、ほぼ同時に鳴っても見分けられます。


StaffTimerBoard(共有タイマーボード)

共有タイマーの残り時間を、ワールドに置いた板へ表示します。1つのワールドに何枚でも置けます。

項目 型 既定 内容
タイマー StaffOpsTimer — 必須。残り時間の出どころ。SBSメニューのタイマーを指します
registry StaffRegistry — 「スタッフだけに見せる」を ON にするときだけ必須
見出し表示 TMP_Text — 必須。見出しを出す TMP
残り時間表示 TMP_Text — 必須。残り時間を出す TMP
見出し string 共有タイマー 残り時間 板に出す見出し。「開場まで」「次の回まで」など用途に合わせて変えられます
未設定テキスト string --:-- 共有タイマーに何も設定されていないときの表示
スタッフだけに見せる bool OFF ON にするとスタッフ以外には板ごと見えなくなります

全員に見せる板は、何枚置いてもスタッフ判定の枠(1ワールドで合計128個)を消費しません。枠を使うのは「スタッフだけに見せる」を ON にした板だけです。


StaffLogBoard(ログボード)

SBS に起きたことを、ワールドに置いた板へ時刻順に流します。新しいものが下に足されていきます。板からSBSを操作することはできません。見るための板です。1つのワールドに何枚でも置けます。

板の上のボタンで種別を絞り込めます(すべて/スイッチ/メッセージ/タイマー/スタッフ/入退室)。 板の右端のボタンで過去へさかのぼれます(▲=古い方へ/▼=新しい方へ/最新へ)。送りは1画面ぶん(ログ行数)ずつです。 どちらも押した人の画面にだけ効きます。

さかのぼっている間は、新しい行が来ても表示は動きません。溜まった件数は「最新へ」に出ます。絞り込みを押すと最新に戻ります。

載せるのはその場に居る全員が同じものを見られる出来事だけです。

種別 内容
スイッチ 誰が・どのスイッチを押し、どの発火先のどのイベントへ送ったか。入室前の分も同期履歴からさかのぼって出ます
メッセージ 誰が・どの宛先へ送ったか。板が動き出してからの分だけです
タイマー 共有タイマーの開始と終了。誰が操作したかは本製品が記録していないため出ません
スタッフ スタッフ権限の増減
入退室 誰が入ってきて、誰が出ていったか

テレポート・インカム・メガホンは載りません。 どれも同期しておらず、自分の操作しか読めないためです。板に出すと人によって中身が違うものになります。

例外として、押した人にしか出ない警告2つ(発火先が未設定・連打止めで弾いた)は「(あなたにだけ)」と付けて載せます。配線ミスに気づく手がかりだからです。

個人宛・グループ宛のメッセージは宛先だけを出し、本文は伏せます。 板は宛先でない人も見るためです。全員宛は本文まで出ます。

項目 型 既定 内容
スイッチ StaffTrigger — 入れた機能だけログに出ます。SBSメニューの StaffTrigger を指します
メッセージ StaffBroadcast — 同上
タイマー StaffOpsTimer — 同上
registry StaffRegistry — 権限の増減と、下端の状態バーに使います
見出し表示 TMP_Text — 必須。見出しを出す TMP
ログ表示 TMP_Text — 必須。ログを出す TMP
状態表示 TMP_Text — 必須。下端の状態バーを出す TMP
見出し string SBS ログ 板に出す見出し
ログ行数 int 14 板に出す行数。板の高さに合わせてあります。増やすと下からはみ出します
ログ保持数 int 140 内部に持っておく行数。さかのぼれる量です。同期しないので増やしても通信は増えません
位置表示 / 古い方ラベル / 新しい方ラベル / 最新へラベル TMP_Text — 右端の送りの文字。板を置いたときに自動で入ります
スタッフだけに見せる bool OFF ON にするとスタッフ以外には板ごと見えなくなります

板の下端には、いまの状態が1行で常に出ます(スイッチの配線の欠け・スタッフ人数・自分がスタッフか・共有タイマー)。

分かるのは「送った」ところまでです。押されたイベントを受けたギミックが何をしたかは本製品からは分かりません。

この板は押すボタンを持つため、VRChat のカメラに映ります。

全員に見せる板は、何枚置いてもスタッフ判定の枠(1ワールドで合計128個)を消費しません。枠を使うのは「スタッフだけに見せる」を ON にした板だけです。


StaffJoinLog(入退室ログ)

入室・退室を記録します。記録は各自の端末で行われるため、自分が入室する前の出入りは含まれません。

項目 型 既定 内容
最大行数 int 100 保持する行数。超えたぶんは古い行から捨てる
入室色 / 退室色 Color テーマの意味色 行の文字色(既定は入室=緑・退室=赤)
ログ出力する bool OFF 動作ログを Console に出す

タイマー・ログタブでは最新6行が見え、「ログを開く」から全画面の一覧ページを開けます。


StaffCuePanel(ノート)

共有メモを複数ページで表示します。進行台本やチェックリストの掲示に使います。すべてローカル動作で、同期はしません。

項目 型 既定 内容
ページ名 string[] 開場前 / 本編 / 終了後 ページ切替ボタンに出す名前。ページ本文と同じ数・同じ順にする
ページ本文 string[] 3件 各ページの本文。TMP のリッチテキストが使える。1ページ256字まで(タグ・改行も含む)

通常は Inspector ではなく、セットアップ窓の カスタマイズ > メニュー構成 > ノート編集を開く(または Tools > MGR > Staff Bridge System > ノート編集)から編集してください。ページの追加・≡によるドラッグ並べ替え・本文の編集がまとめて行え、2つの配列の数が食い違う心配もありません。

ページは最大6枚・1ページの本文は256字までです(超えるとノート編集の「シーンへ適用」が止まります。Inspector 直編集のすり抜けは診断・修復が知らせます)。右の入力欄は各自の走り書きメモで、同期せず、次に来たときも残ります(欄に見えている12行が上限)。


StaffImagePanel(画像資料)

ワールド制作者が用意した画像を、SBSメニューで確認して本人の手元へ出します。表示状態はローカルのみで、他の人へは同期されません。

項目 型 既定 内容
画像 Sprite[] 8枠 メニューに表示する画像。最大16枚。空の枠は押せません。画像の容量はワールド容量に加算されます
ページ名 string[] 空 ページボタンに出す名前。1件8文字まで。空欄は「資料1」のような既定名になります

画像とページ名は、セットアップ窓の カスタマイズ > メニュー構成 > 画像資料編集を開く から編集できます。対応形式は Sprite、または Unity が Texture2D として読み込める PNG / JPG / TGA / PSD などです。編集窓では「≡」ドラッグによる並べ替えに対応しており、画像資料に反映 を押すとメニューを作り直さずに反映されます。

画像を出す板の位置と大きさは、生成された StaffImageBoard の Inspector で設定できます。画像行を1回押して選択し、同じ行をもう1回押す(2回押し)と板が頭の前方に出て、Pickupで動かせます。板の下の「大きさ」スライダーで大きさを変えられます(Desktop・VR共通)。VRでは、板をつかんだままトリガーを引き、右スティックを上へ倒すと拡大、下へ倒すと縮小することもできます(既定で0.5倍〜2.0倍。手を離しても、しまって出し直しても大きさは保持されます)。表示中の画像行には右端に白い目アイコンが点灯し、表示済みの行を再度押すと手元から非表示にできます(しまう)。ページを切り替えても表示中の板は残るため、複数枚を同時に出せます。板はプレイヤーから既定3m以上離れると自動でしまわれます。

StaffImageBoard(画像板)

項目 型 既定 内容
前方距離 float 0.75 行を2回押して出したとき、頭の前方へ出す距離(m)
下方オフセット float 0.18 頭の位置から下へずらす距離(m)。Desktopでは板の下のスライダーが画面に入るよう、この値より0.08m上に出す
最大の高さ float 560 板の高さの上限(px)
最大の幅 float 1000 板の幅の上限(px)
自動でしまう距離 float 3 この距離(m)以上離れると自動でしまう。0以下で無効
右スティックで大きさを変える bool ON 板を持ってトリガーを引いている間、右スティックの上下で大きさを変えられるようにする
大きさを変える速さ float 1.2 大きさが変わる速さ。大きいほど速い(目安 0.8〜2.0)
最小倍率 float 0.5 縮められる下限。生成時の大きさを1とした倍率。スライダーの左端
最大倍率 float 2 広げられる上限。生成時の大きさを1とした倍率。スライダーの右端

StaffTrigger(スイッチ)

SBSメニューのボタンから、ワールド内の任意のギミックへイベントを1つ送ります。

項目 型 内容
ラベル string[] ボタンに出す名前(例:「開場ゲートを開く」)。この数だけボタンが並ぶ
発火先 UdonBehaviour[] イベントを送る相手。UdonSharp 製・Udon Graph 製のどちらも指定できる
イベント名 string[] 送る public イベント/メソッド名

3つの配列は同じ数・同じ順で用意してください。セットアップ窓の カスタマイズ > スイッチ ページなら、行単位で追加・削除でき、数がずれる心配もありません(イベント名は発火先から選べます)。

イベント名の間違いは無音で失敗します

スペルミスや大文字小文字の違いはコンパイルエラーになりません。押しても何も起きないだけなので、設定したら必ず実機で動作を確認してください。

重要な操作は送り先でも検証してください

Udon のイベントは技術的には誰からでも呼べます。入退場のロック解除のような重大な操作は、送り先のギミック側でも呼び出し元を確認する作りにしてください。

送り先での反映範囲

イベントを送るのは押した本人のクライアントだけです。全員の画面に反映するかどうかは送り先のギミックが決めます。

GameObject の出し入れなら、同梱の StaffObjectToggle の 「同期する」 を ON にしてください。それ以外のギミックを全員へ届ける方法は、そのギミックの作りによります。Udon で受け側を自作する場合の同期の書き方・レイトジョイナー対応は 自作ギミックとつなぐ にまとめています。

最後に発火した内容はパネルに表示され続け、あとから入室した人にも同じ内容が見えます。


StaffObjectToggle(オブジェクトの出し入れ)

スイッチの発火先として使える受け皿です。指定した GameObject の active を切り替えます。鏡・照明・ゲートなど、出し入れするだけの用途向けに同梱しています。

空の GameObject に付けて、「対象」に切り替えたいオブジェクトを入れてください。切り替えられる側とは別のオブジェクトに付けます(受け皿自身が消えると、あとから入った人へ状態を配れなくなるため)。

項目 型 既定 内容
対象 GameObject[] 空 ON / OFF する GameObject。複数入れるとまとめて同じ状態になる
初期状態 bool ON ワールドに入った時の状態
同期する bool ON ON = Owner が状態を書いて全員へ配る(レイトジョイナーにも届く)/ OFF = 実行したクライアントだけ切り替わる

スイッチページの 「イベント名」 には次のどれかを書きます。

イベント名 動作
Toggle 現在の状態を反転する
TurnOn 対象を表示する
TurnOff 対象を隠す

同期する を OFF にする使いどころ

自分の視界だけを変えたいものに使います。サンプルワールドの STEP 8 では、ビーコン柱を ON(グローバル)、空の色を OFF(ローカル)にして、両方を並べてあります。


設定タブの既定値

設定タブの各項目は各自のローカル設定ですが、その初期値はワールド制作者が決められます。個人が変更した値は PlayerData に保存され、再入場で復元されます。

StaffSeVolume(効果音の音量)

常に Active な GameObject の下に置きます。実音量は「既定音量 × スライダー値」です。

項目 型 既定 内容
操作音の既定音量 float 1.0 操作音グループの基準音量(スライダー 100% のときの音量)
通知音の既定音量 float 1.0 通知音グループの基準音量
操作音の初期値 float 0.5 スライダーの初期位置
通知音の初期値 float 0.5 スライダーの初期位置

StaffTalkSettings(発話方式)

項目 型 既定 内容
トグル発話を初期ONにする bool OFF ON にすると、インカムの初期状態がトグル発話になる
キー候補コード int[] なし / T / G / B 設定タブに並べる Desktop キーの候補(4つ)。インカムとメガホンで共通
DTキー初期番号 int 1 インカムの初期選択の候補番号(0 = 1番目 = なし)
メガホンをトグルにするを初期ONにする bool OFF ON にすると、メガホンの初期状態がトグルになる
メガホンDTキー初期番号 int 0 メガホンの初期選択の候補番号。既定は割り当てなし
メガホンVR初期方式 int 0 メガホンVRショートカットの初期方式(0 = 長押し / 1 = トグル / 2 = OFF)

StaffUiPrefs(UI サイズ・距離)

個人スライダーの倍率範囲は固定です(サイズ 50〜150%、距離 70〜160%)。実寸は StaffMenuShell の「表示スケール」「表示距離」に、この倍率を掛けた値になります。


StaffGrantPanel(スタッフ管理パネル)

メニューのスタッフ管理タブの中身です。付与・剥奪の対象一覧は自動で作られるため、Inspector で調整する項目はありません(行の枠数はメニュー生成時に決まります)。

利用できるのは常設スタッフかつ現在スタッフの人だけで、権限はタブの表示制御に加えて、表示時と確定時にも再チェックされます。


StaffTeleportMenu(テレポート)

登録地点への移動と、在室スタッフの元への移動を担当します。移動はローカルのみのため同期は不要です。VR では1回目の選択時(0.03秒)と移動確定時(0.10秒)に右手コントローラーへ触覚フィードバックが返ります。

行き先

項目 型 既定 内容
行き先一覧 Transform[] 空 テレポート先(位置と向き)。専用の登録ウィンドウあり(ドラッグ並び替え対応)。上限16件
行き先名一覧 string[] 空 各ボタンの表示名(行き先一覧と同じ順序)。未入力なら Transform 名を使う
未選択テキスト string 行き先を選択してください 行き先未選択時の表示

地点のお気に入り(★)は PlayerData に保存され、再入場後も保持されます(スタッフのお気に入りは退室するとリセットされます)。

着地位置

項目 型 既定 内容
ばらつかせる bool ON 登録地点へ飛ぶとき、着地位置を水平方向へランダムにずらす(重なり防止)。在室スタッフの元へ飛ぶときと「戻る」には適用されない
ばらつき最小半径 float 0.3 行き先から最低どれだけ離れて降りるか。0 にすると行き先ちょうどにも降りる
ばらつき最大半径 float 0.8 行き先から最大どれだけ離れて降りるか。広いほど重なりにくいが、狭い場所では壁の外や物の中へ出やすい
スタッフ背後距離 float 0.1 スタッフの元へ飛ぶとき、相手の背後何 m に降りるか。離すほど、壁際のスタッフへ飛んだときに壁の外へ出やすい

この4項目は、セットアップ窓の カスタマイズ > 既定値 ページ(■ テレポート)からも変えられます。

演出・連携

項目 型 既定 内容
ワープ音 AudioSource — テレポートの瞬間に自分にだけ鳴る効果音(任意)
お気に入りON色 / OFF色 Color テーマ色 ★マークの色(生成時にテーマの色が入る)

スタッフ限定オブジェクト

これらのコンポーネントは registry(StaffRegistry)の割り当てが必須です。単品ボタンや右クリックメニューから設置した場合は自動で割り当てられます。

個数の上限

スタッフ判定を受け取るギミックは、1ワールドで合計 128個 までです。超えると Console にエラーが出て、超えた分だけスタッフ状態が更新されなくなります。

StaffOnlyButton(スタッフ専用ボタン)

2つのモードがあります。

モード 動作 向いている用途
コライダー制御(標準) 対象 Collider をスタッフのときだけ有効にする 既存のインタラクトを改造せずスタッフ限定にしたい
発火先呼び出し 自身がインタラクト口になり、指定した Udon のイベントを呼ぶ 押したときの動作を自分で決めたい

発火先呼び出しモードについて

こちらは付加的な機能で、すべてのギミックでの動作を保証していません。標準はコライダー制御方式です。既存のボタンをスタッフ限定にしたい場合は、まずコライダー制御を試してください。

項目 型 既定 内容
モード enum コライダー制御 上記2モードの切替
対象コライダー Collider — スタッフ時のみ有効にする Collider。未設定なら自分の Collider
発火先 UdonSharpBehaviour[] — スタッフが押したときに呼ぶ相手の Udon(上から順に発火)
イベント名 string[] — 発火先で呼ぶイベント名(Inspector で発火先から選択できる)
拒否メッセージテキスト TMP_Text — スタッフ以外が押したときに表示する TMP(任意)。発火先呼び出しモードでのみ働きます(コライダー制御モードではスタッフ以外はそもそも押せません)
拒否メッセージ string <color=#FF6060>スタッフ専用です</color> 拒否メッセージの内容
拒否メッセージ表示秒 float 2 表示する秒数

StaffOnlyArea(スタッフゲート)

スタッフ以外のときだけ壁のコライダーを有効にして、物理的に通れなくします。判定は各自のローカルで行われます。

項目 型 内容
壁コライダー Collider スタッフ以外を通さない壁(isTrigger は OFF)。未設定なら自分の Collider
壁の見た目 Renderer 任意。設定すると壁の有効・無効に合わせて表示も切り替わる

StaffOnlyVisibleSelf(スタッフだけ見える)

自分と配下の Renderer / Collider / Canvas の有効・無効を切り替えます。SetActive は使わないため、Udon の動作や音は止まりません。

項目 型 既定 内容
スタッフに見せる bool ON ON = スタッフのときだけ見える/OFF = スタッフ以外のときだけ見える

完全に消したい場合

音や配下ギミックの動作ごと止めたい場合は、StaffOnlyVisible(一括マネージャ)を空の GameObject に手動で付け、その配列に対象を登録してください。GameObject ごと SetActive で切り替わります。メニューからの設置口は用意していません(推奨の Self 版と紛らわしいため)。

StaffOverheadMarker(頭上マーカー)

スタッフの頭上に目印を表示します。目印は常に自分のカメラの方を向きます(水平回転のみ。文字は直立を維持)。

項目 型 既定 内容
スタッフのみに見える bool ON ON = 自分がスタッフのときだけ見える/OFF = 全員に見える
頭上の高さ float 0.45 頭の何 m 上に出すか
マーカー GameObject[] — 必須。目印オブジェクトのプール。要素数が同時表示できる上限になる(既定 16)

StaffGrantSwitch(スタッフ切替スイッチ)

インタラクトすると、押した本人のスタッフ状態が ON / OFF します。

項目 型 既定 内容
状態表示テキスト TMP_Text — 今の自分の状態を表示する TMP(3D / UI どちらも可・任意)
ON時テキスト string <color=#00FF00>あなた: スタッフ ON</color> スタッフ ON 時の表示
OFF時テキスト string <color=#AAAAAA>あなた: スタッフ以外</color> スタッフ OFF 時の表示

StaffPurgeSwitch(スタッフ一括解除スイッチ)

2回インタラクトすると、当日スタッフを全員分解除します。押せるのは常設スタッフで、かつ現在スタッフ ON の人だけです。スタッフ管理タブと同じ条件です。名簿に載っている常設スタッフは、自動ONの設定に関係なく解除されません。インスタンスに居ない人には届きません(運用ガイド 参照)。

項目 型 既定 内容
確認の有効秒 float 5 1回目から2回目で確定できるまでの秒数。過ぎると取り消される(目安 3〜10)
状態表示テキスト TMP_Text — 状態を表示する TMP(3D / UI どちらも可・任意)
通常時テキスト string 全員のスタッフを解除 通常時の表示
確認中テキスト string <color=#FF6666>もう一度触れて確定</color> 1回目に触れた後の表示
権限なしテキスト string <color=#AAAAAA>常設スタッフのみ操作できます</color> 操作する権限が無い人が触れた時の表示

StaffListBoard(在室スタッフ一覧ボード)

現在入室しているスタッフ名を TextMeshPro に表示します。

項目 型 既定 内容
表示テキスト TMP_Text — 必須。一覧を表示する TMP(3D / UI どちらも可)
見出し string 現在のスタッフ 一覧の前に付ける見出し
不在時テキスト string (スタッフはいません) スタッフが1人もいないときの表示